買い手と売り手と言う言葉をよく聞くと思います。
「買い手」は先物とオプションとでは少し違い、オプションの場合、
始めに支払った金額だけが損失になります。
買い手には証拠金も発生しないため、価格が予想外だったとしても、
追加金なども必要にならないのです。
オプションは「権利」を買うため、このようなことが言えるのですが、
簡単に説明をすると…
15,000円で買える「権利」を200円で買ったとします。
実際にこの価格が10,000円になってしまったら、
買い手は買っても意味がないので権利を放棄します。
この場合「権利」を買っているだけなので、10,000円で
買うのではなく、放棄したことで、権利を買った「200円」だけが
損失になるのです。
また権利は直接支払った金額なので、証拠金にも関係なく、
200円の損失…とはいっても、それ以上の損失になることが
ないため、資金を上手に活用することができるのです。
権利だから放棄ができるというのもメリットですよね。