日経225とは言いますが…
実は、224種類になっている時もあるのです。
実際1970年より毎年のように銘柄は入れ替わっているのですが、
流動性を見ながら、高い銘柄が入るようになっています。
225銘柄の中には35ほどの職種があるのですが、
除外をしてから次の銘柄を入れるまでにタイムラグがあるため、
少なくなってしまうことがあるのです。
しかし、この入れ替えで日経平均の不連続性が起こることもあるので 銘柄の入れ替えは要注意です!
過去に2000年4月24日に30銘柄を入れ替えた時がそうでした。
発表してから実際に行われるまでの時間が1週間もあったため、
外れる30銘柄は売り、採用された30銘柄は買いが殺到してしまい、
高騰後に指数採用となってしまったのです。
その結果、入れ替えが起こったことで、日経平均は約15%も低くなり、
大蔵省なども日経平均の不連続性を認めたことがあったのです。
このことから考えて、入れ替えに起こることを知っている人ならまだしも、
知らない人が過去の指数をみてもなかなか比較するのは難しいのです。