不成注文というのは、市場が開いている時には値段を決めて
指値注文がされて、注文が成立しなかった時に市場が閉じる
引けの時に成り行き注文が行われます。
例えば、3枚の買い注文をしていて、3枚すべてが約定しなくても、
仮に2枚しか約定しなくても、残っている枚数は引けに成行注文に
なります。
ただし、引けの成り行き注文が約定しないこともあり「サブ場引け」に
なった場合は約定しませんので、これだけは頭に入れておきましょう。
日経225先物の取引をしている時に、利益が出ている建玉があった
場合。
最初に上昇する値段の予想をしておきます。
それで指値を指定しておいて約定されなかった場合は、引けには
成行決済をすれば、利益を確定することができるのです。
上手に使えば、取引で無駄なく利益を確定できるということです。
日経225先物では成行注文や指値注文が一般的な注文方法ですが、
不成注文も覚えておくと、利益確定できるので、ぜひ覚えて活用
していきましょう。